アルミサッシが重い! サッシが滑らないときに考えられる原因と対処法
アルミサッシが重い! サッシが滑らないときに考えられる原因と対処法
窓を開閉するときに、アルミサッシが重たく引っかかったような感じになり、うまく動かないことがあると思います。
この状態で無理に動かしていると、アルミサッシが外れたり壊れたりすることもあるので気をつけたいですね。
この記事では、アルミサッシを引いたときに重たくなる原因と、その改善方法についてご紹介いたします。
アルミサッシが重い! その原因は?
1. アルミサッシにゴミが絡んでいる
アルミサッシのレールには、屋外から吹き込むゴミや室内のホコリなどが絡まってしまうことがあります。レールにゴミが詰まった状態になるとアルミサッシがガタついて動かなくなりやすいので気をつけたいですね。
2. アルミサッシが傾いている
築年数の経過した家には傾きやガタつきが生じることがあります。また、アルミサッシ自体も寿命は約30年といわれており、長く使えば劣化が起きて滑りが悪くなるものです。
アルミサッシが重いと感じたときには、サッシのレールの上から下に向かって糸を伸ばし、傾いていないかをチェックしてみましょう。
3. 戸車が壊れている
アルミサッシの下部には戸車と呼ばれる車輪が取り付けられていることがあります。戸車がついたアルミサッシは、設置した当初は動かしやすいのですが、戸車が劣化すると重たくなって動かしにくくなってしまうのです。
経年劣化によって戸車が低くなりアルミサッシが動きにくくなることもありますし、戸車自体が壊れてしまうケースもあります。
アルミサッシが重いと感じるときの対処法
アルミサッシが動きにくいときには、原因に応じた対処をする必要があります。まずはアルミサッシのレールに汚れがないかを確認し、汚れている場合にはきれいに掃除しましょう。
きれいになったアルミサッシにシリコン系の潤滑スプレーを吹きかければ、重かったアルミサッシが軽く動かせるようになるはずです。
アルミサッシが劣化して傾いている場合には、修理や交換が必要になります。自身での交換が難しい場合には、専門業者に修理を依頼しましょう。
アルミサッシの戸車が壊れたときの対処法<
アルミサッシの戸車に不具合がある場合には、戸車の調整をしてみましょう。戸車の位置が経年劣化によって低くなっている場合、ドライバーを使って高さ調節をすればアルミサッシの滑りがよくなることがあります。
戸車が破損している場合には、戸車の交換が必要になります。
ホームセンターなどでちょうどいいサイズの戸車を見つけるのは難しいので、交換するときには専門業者に相談するのがおすすめです。 アルミサッシが重い状態を放置していると、いつか窓を開けようとしたときにサッシがまったく動かなくなることも考えられます。
動きにくいサッシを無理に動かそうとして破損してしまったり怪我をしたりするのは困りますよね。
アルミサッシの滑りが悪いと感じたときには、できるだけ早く適切な対処をしたいものです。