サッシの滑りを良くする方法|滑りが悪い原因も解説

サッシが重い! サッシが滑らないときに考えられる原因と対処法

窓を開閉するときに、サッシが重たく引っかかったような感じになり、うまく動かないことがあると思います。
この状態で無理に動かしていると、サッシが外れたり壊れたりすることもあるので気をつけたいですね。
この記事では、サッシを引いたときに重たくなる原因と、その改善方法についてご紹介いたします。
サッシが重い3つの原因
1. サッシにゴミが絡んでいる
サッシのレールには、屋外から吹き込むゴミや室内のホコリなどが絡まってしまうことがあります。レールにゴミが詰まった状態になるとサッシがガタついて動かなくなりやすいので気をつけたいですね。
2. サッシが傾いている
築年数の経過した家には傾きやガタつきが生じることがあります。また、サッシ自体も寿命は約30年といわれており、長く使えば劣化が起きて滑りが悪くなるものです。
サッシが重いと感じたときには、サッシのレールの上から下に向かって糸を伸ばし、傾いていないかをチェックしてみましょう。
3. 戸車が壊れている
サッシの下部には戸車と呼ばれる車輪が取り付けられていることがあります。戸車がついたサッシは、設置した当初は動かしやすいのですが、戸車が劣化すると重たくなって動かしにくくなってしまうのです。
経年劣化によって戸車が低くなりサッシが動きにくくなることもありますし、戸車自体が壊れてしまうケースもあります。
サッシの滑りを良くする方法
サッシが動きにくいときには、原因に応じた対処をする必要があります。- 1.まずはサッシのレールに汚れがないかを確認し、汚れている場合にはきれいに掃除しましょう。
- 2.次に、シリコン系の潤滑スプレーを吹きかけるか多用途すべり剤を薄く塗ると滑りがよくなります。
- 3.サッシがガタガタしていたり、傾いている場合には、修理や交換が必要になります。ご自身で交換が難しい場合は、業者にご相談ください。
サッシの戸車が壊れたときの対処法
サッシの戸車に不具合がある場合には、戸車の調整をしてみましょう。戸車の位置が経年劣化によって低くなっている場合、ドライバーを使って高さ調節をすればサッシの滑りがよくなることがあります。
戸車が破損している場合には、戸車の交換が必要になります。
ホームセンターなどでちょうどいいサイズの戸車を見つけるのは難しいので、交換するときには専門業者に相談するのがおすすめです。

動きにくいサッシを無理に動かそうとして破損してしまったり怪我をしたりするのは困りますよね。
サッシの滑りが悪いと感じたときには、できるだけ早く適切な対処をしたいものです。