二重窓とは
 | 今ある窓の内側にもう一枚取付ける窓の事を、二重窓・内窓と言います。
家の中で熱の伝わりが最も大きいのが窓となります。二重窓・内窓を取り付けると熱の通りを抑える事ができるので、外気の寒さ・暑さを通しにくく、断熱効果・防露効果を上げることができます。 |
■二重窓をDIYで取り付ける方が増加
二重窓(内窓)を商品のみご購入されご自身で取付される方が年々増加しています。
採寸はいたって簡単ですので寸法を計測するしっかりとしたスケールさえお持ちであればほとんどの方がご自身で計測し注文が可能かと思われます。
当店では2005年より二重窓のネット通販を開始し、その間沢山のお客様にご利用頂いております。
ご購入されているお客様は、DIY初心者の女性からプロの方まで幅広くご利用頂いております。
DIY(Do it yourself)で取付できるのか不安な方もたくさんおられ、良く質問にて「本当に自分でできるかな?」という問い合わせを頂きますが
説明させて頂いたのち「思ったより簡単にでき、断熱・防音効果も良いのでもっと早く設置していれば良かった」というお声を数えきれないくらい頂いております。
取付に際して電動ドライバーを扱うことが出来れば至って簡単に設置できます。そり以外に使用する工具は通常ありません。
しいて言えば最後の調整用の手動ドライバーぐらいでしょうか?
■二重窓にすると得られる効果
二重窓を設置する効果をあげると
①断熱(結露軽減)
②防音
③防犯
④古いサッシの目隠し
等となります。
なかでも設置目的が多いのが1番に「断熱」2番に「防音」となり、冷暖房費の節減効果を求めた理由が圧倒的です。
設置後の効果も肌で実感できるのも普及理由の一つと考えられます。
当店の事務所の窓にもリクシルのインプラス、インプラスウッド、YKKAPのライトUを見本で設置していますが
エアコンのスイッチを入れると一気に部屋が冷えたり、暖まったりすることが実感できています。
建物の中で熱も音も窓からの漏れが原因で不快な空間となっていることがわかっています。
窓の音熱の遮蔽をすることにより(二重窓を設置することにより)断熱性の高い、静かな快適な空間を創造することが可能です。
また既存のサッシが古く見た目が悪いとか色が気に入らない場合等にも新しい好みの色の二重窓を設置することにより
既存のサッシは見えにくくなり部屋のイメージが一新します。透明ガラスを使用した場合は見る角度により古いサッシが見えますが
半透明の型硝子を設置すれば古いサッシは見えずによりすっきりとした空間の演出が可能です。ただし景色は見えなくなりますが・・・・
日本国内では冬場になると窓に結露が発生しているという光景は日常茶飯事のようになっていますが、
結露は窓の材質として熱伝導率の高いアルミサッシを使用しているために冬場の外気温で冷やされた窓が温かい室内の空気とが接所して
水滴を発生させている現象です。
二重窓の得意とする効果のひとつに結露の軽減があります。これは既存窓と二重窓の間の空気層が結露軽減の役目を果たしています。
これは断熱性を高めた結果の一つとなりますが、結露が原因となる劣悪な居住空間を快適な居住空間につくりかえる簡単な方法としては他にない有効な手段の一つとなります。
結露が原因となるカビの発生は室内の空気を汚染しています。
また結露は結露が発生している周囲の建築材料を腐敗させる原因となり住宅の寿命を縮める等、放置しておくと住宅にも住んでいる人間の健康にも良くないことは明らかです。
二重窓の設置は、結露が発生している窓周辺の建物をより長持ちさせ、健康的な住宅にかえる簡単で有効な商品として普及を続けています。
是非、結露している窓は放置せずに二重窓の設置をお勧め致します。
二重窓の効果として③防犯性を高める効果があります。
通常の窓は一重でクレセントも一か所、ガラスも一枚ですが、二重窓にすることにより泥棒が屋内に侵入するためには硝子を2回破り、
クレセントを2回開けないことには屋内に侵入できないため、二重窓を閉めていることにより見た目の心理的な侵入しにくさを高める効果で侵入率を低減させます。
泥棒は侵入するためにかかる時間が一定時間を超えてくる場合、極端に侵入率が下がるというデータもある為、効果は高いと思われます。
また二重窓のガラスを複層(ペア)ガラスにすることにより、結果として閉めた窓から侵入するにはガラスを3回割ることになる為、侵入時間をさらに長くさせ、
侵入率をさらに低減させる効果があります。
《お役立ち情報》暖かい住まいづくりは窓の断熱から
寒い冬に欠かせない暖房器具。でも、「暖房をつけても、部屋があまり暖かくならない・・・」という悩みも多いものです。
部屋が暖まらないのは、窓の断熱性の低さが主な原因。窓を断熱リフォームすれば、暖房効率が大幅にアップしますよ。
寒さの原因は窓
窓は、家の中で一番熱の出入りが大きい場所です。窓などの開口部からは、冬の暖房熱の58%が外に逃げ出し、夏の熱気の74%が入り込んでいるといわれています。
つまり、冬の寒さの6割、夏の暑さの7割は窓が原因ということ。断熱性の高い窓にリフォームすれば、冷暖房が効きにくいという悩みも大きく改善されます。
高断熱な複層ガラス
一般的に使われている、ガラスが1枚だけの「単板ガラス」は暑さ寒さを通しやすいのが難点。
一方で、2枚のガラスの間に空気を封じ込める構造の「複層ガラス」なら断熱効果が単板ガラスの2倍にアップします。さらに2枚のガラスの内側に、熱の伝わりを抑える特殊な金属膜をコーティングした「Low-E複層ガラス」なら、断熱性がさらに2倍になります。
フレームは樹脂製に
一般住宅で最も普及しているアルミ製のフレームは、軽くてさびにくい反面、熱を伝えやすい性質をもっています。
このアルミフレームを樹脂製にすると、窓の断熱性が格段に上がります。
窓を二重にする「内窓」
窓リフォームの方法にはいくつかありますが、最も簡単なのは「内窓」を設置することです。
内窓とは、今ある窓の内側に新しい窓(内窓)を設置し、窓を二重にすること。内窓を複層ガラス+樹脂製フレームにすれば、高い断熱効果が得られます。内窓は工事が簡単なので、施工時間が1時間程度と早いのもメリットです。
手軽なカバー工法も
「窓が二重になるのは面倒」という場合は、カバー工法という方法もあります。
カバー工法とは、今ある窓枠はそのままに、上から新しい窓枠とガラスを取り付ける工法。
工事は1窓につき2時間~半日で終わります。