二重窓にはカーテンが付けられない？　解決方法を紹介

二重窓を設置した際、カーテンが付けられなくなるのでは？という質問を受けることがあります。
実際に、二重窓を設置することによって、カーテンの取り付けが難しくなることがあります。

この記事では、二重窓設置に際して、どういったケースでカーテンが付けられなくなるのか、また、カーテン設置が困難な場合において、カーテンを付けるための対策方法についてご紹介いたします。

二重窓によりカーテン設置に支障が出るケース

二重窓によりカーテン設置に支障が出るケースは、おもに以下の2つのケースがあります。

窓枠内にカーテンレールが設置されている場合

もともと窓枠の奥行きが深く、窓枠内にカーテンレールが設置されていることがあります。この場合は、窓枠に内窓を設置する際に、カーテンレールを取り外す必要があります。

カーテンレールを取り外すことで、カーテンは取り付けられのでは？という疑問が起こりますが、窓の上部の壁に釘を打ちこむことができるのであれば、窓の上部の壁にカーテンレールを移動させることで、カーテンを付けることができます。

またそのほかにも、内窓と外窓との間にカーテンを設置する方法もあります。
内窓と外窓との間にカーテンレールやカーテンの取り付けができるだけの間隔がある場合は、内窓と外窓との間にカーテンを取り付けることでカーテンと窓との間に空気層ができ、部屋の断熱効果をさらに高めることができます。

内窓設置の際にふかし枠を取り付ける場合

もともとの窓枠の奥行が浅く、内窓を設置する際に「ふかし枠」を取り付けることがあります。ふかし枠とは、内窓枠に奥行きを作り出すために設置する枠で、ふかし枠を取り付けることで奥行の少ない窓枠にも内窓が設置できるようになります。
カーテンレールを窓の上部に取り付けていた場合、ふかし枠がカーテンの邪魔になってしまうことがあります。

このような場合、カーテンレールが取り付けられるカーテンレール用のふかし枠を採用することで解決します。

二重窓を設置した際に、カーテンが取り付けられなくなるケースと、その際の解決方法についてご紹介しました。 そのほかにも、カーテンの設置の代わりに、二重窓を摺りガラスなどの外から室内が見えないガラスを選ぶという方法もあります。

二重窓設置に関するカーテンについての疑問は、二重窓設置リフォームを取り扱う業者にて、ご相談されるとよいでしょう。