キッチンの勝手口ドアを「引き戸」にするメリット4つ

キッチンの勝手口ドアを「引き戸」にするメリット4つ

近年では勝手口を設置していない家もあるようですが、ゴミ捨てが楽になったり採光や換気に役立ったりとメリットはたくさんあります。
そんな便利な勝手口ですが、ドアの種類によっても利便性が変わります。
一般的に勝手口ドアには開き戸が採用されることが多いですが、引き戸にもメリットがたくさんあるのです。
そこで今回は、キッチンの勝手口ドアを引き戸にするメリットをご紹介いたします。
キッチンの勝手口ドアを「引き戸」にするメリット4つ
1. ドアの開閉時にスペースが必要ない
引き戸の最大のメリットといえるのが、ドアの開閉時にスペースが必要ないということです。
開き戸や折れ戸の場合、ドアの可動域分のスペースが必要になりますが、引き戸は壁に沿って開閉できるため、とても出入りがしやすいのです。
キッチンは冷蔵庫やガスコンロなど、大きな家電製品があるため手狭になりやすい場所ですが、引き戸にすることでスペースを広く使うことができます。
2. 風でドアが勝手に閉まらないので、通風や換気がしやすい
勝手口ドアが換気や通風に使えることは先に説明していますが、引き戸にするとより換気や通風がしやすくなります。
開き戸を解放しているとき、強い風が吹くとバタンと大きな音を立てて閉まってしまいますが、引き戸は風の影響を受けないため開けっ放しにすることができるのです。
料理中や洗い物中などは手が離せないことが多いもの。ドアが安定して開いているのは大きなメリットといえるでしょう。
また、引き戸であればドアを開ける幅も好きに調節できるので、通風も強弱もつけやすいのが嬉しいポイントです。
3. 荷物を持っているときでもドアを開けやすい
勝手口から外に出てゴミ捨てを行ったり、家庭菜園で育てた野菜を収穫してキッチンに戻ったりと、勝手口ドアを使用するときは手が塞がっていることが多いでしょう。
そんなときにも引き戸は大活躍してくれます。
開き戸の場合は取っ手をひねってドアを押し引きする必要がありますが、引き戸は横にスライドさせるだけでいいので簡単に開けることができるのです。
出入り口が大きく開くので、大きな荷物を持っていても出入りしやすくなりますよ。
また、軽い力でも開閉ができるのも引き戸ならではの大きなメリットです。
4. キッチンの空間をスッキリと見せることができる
引き戸のデザインはシンプルになっていることが多いので、ドア周辺をスッキリと見せることができます。
物が多く、なにかとゴチャゴチャとしがちなキッチンですが、勝手口がシンプルであれば空間全体がスッキリとまとまるのです。
洗練されたオシャレなキッチンに見せたいという方にも、引き戸の勝手口ドアがおすすめです。

勝手口ドアに引き戸を採用するのは珍しいと感じる方も多いと思いますが、実はたくさんのメリットがあるのです。
現在の勝手口が利用しにくいと感じている方や、勝手口を活用できていない方はぜひ引き戸へのリフォームを検討してみてください。