意外と起こる? トイレドアが開かなくなってしまう原因と対策方法
意外と起こる? トイレドアが開かなくなってしまう原因と対策方法
使用頻度の高いトイレのドアは、ドアノブや蝶番に不具合が起こり、開かなくなってしまうことも少なくありません。
特に、アパートなどに取り付けられている年季の入ったドアの場合は注意が必要です。
暑さの厳しい時期に長時間トイレに閉じ込められれば、熱中症などで命の危険を招いてしまうことも。
そこで今回は、トイレのドアが開かなくなってしまう理由と、覚えておきたい予防・対処方法をご紹介いたします。
うっかり外からロックをかけてしまうことも!
トイレのロックがボタン式の場合、ボタンを押した状態でドアを閉めることで施錠が完了します。
トイレから出る際にうっかりこのボタンを押してしまうと、次にトイレに入ろうとしたときに、鍵が閉まっていてドアが開かなくなってしまうのです。
しかし、この場合の対処方法はいたって簡単。外側のドアノブについている非常用の鍵穴を使えば、簡単にドアを開けることができます。
ドアノブについている細長い溝に硬貨やマイナスドライバーを差し込み、ロックを解除してしまいましょう。
蝶番の不調に注意
ドアの開閉がスムーズにいかないという場合は、蝶番が緩み、ドアが傾いている可能性があります。
開閉の際、ドアがどのように動いているかをチェックして正しい方法で対処することが大切です。
蝶番の反対に位置するドアノブ側の下部分が床に擦っている場合は、上の蝶番のゆるみが原因。
ドアの下にくさびを入れて角度を調整し、蝶番をしっかりと締めなおしてください。
ドアの角度が歪んでいないのに開閉しづらいという場合は、一度蝶番に潤滑油をさすことで改善されます。
引き戸タイプのドアが動かしにくい場合には、レール部分に詰まったゴミを取り除き、ロウを塗ることで開閉がスムーズになりますよ。
トイレのドアが開かなくなってしまうと、熱中症などの予想外の事態に発展してしまう可能性もあります。
ドアの開閉に違和感を覚えたら、なるべく早いうちに対処することで、閉じ込めなどの事件を未然に防ぎましょう。
原因に対処してもドアの動きが改善されない場合や、今回ご紹介した原因に心当たりがない場合には、ドア枠自体の歪みが原因となっている可能性があります。
古くて立てつけの悪いドアを使っているという方は、思い切って枠ごと新しいドアに取り換えてしまうのも一つの手かもしれません。